勤務先の学校の野球部の試合が近所の球場であるというので行ってみた。
創立3年目の部活、初勝利!!
しかも、今大会初ホームランの出た試合でした。
雨が降るのにあわせて6回コールド勝ち!!

美術を選択している生徒が野球部に沢山いて、細かな事に集中しない、あいつや、あいつの走る姿、ベンチに入れなくても応援団長を勤める姿に
『こんな種類の感動があるとは...』
なにかとんでもなく大きなものに感謝でいっぱいでした。

試合が終わった後に応援団は対戦相手を労って、相手高の応援をするのです。
『野球は一人では出来ない』
開会式の市長の挨拶です。始球式の練習にあたって、自宅のガラスを割り、植木に球が乗っかり取れなくなり。
そうか!と気づいたそうです。
そうそう。試合も相手がいてくれないとできないのだよね。

共学になってから、創立してまだ3年目の部活動で、厳しい監督についていけない意識の低い生徒や、整わない設備等、諸問題を克服しての初勝利は、設備の殆ど何も無かった美術室で授業を始めなくてはならなかった自分にはとても励みになった。

歴史の無いところに道えを作って行くのは、孤独と困難との闘いですが、こんな収穫を見せてもらえると心強い。

マウンドを走る生徒と球のスピードの鮮やかさを見ていると
そこだけ、違う世界が展開されているようだった。

従弟の子供が障碍児ということが判明した。
叔母さんは50代でパーキンソン病にかかってしまった。
健康ということのありがたさが本当最近、稀な様にありがたく感じる。

あまりにも美術の授業中なーんもしない子がめちゃ、めちゃ活躍しているので、自分の教科の必要性について一瞬疑問が生じでしまいましたが。
ぬわんの、だからゆえ。
激しい運動が出来ない子に、この手の種類の楽しみを味合わせてあげたい。
若いうちはいろいろなことを体験し、他の分野の人を身をもって尊重できるようにしないと。なんだ!と思った。

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