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黒猫の歩み。

2004年7月27日 日常
（母のみ何故かそう呼ぶ）タンちゃん（正式名称・熊五郎♀）が、うちの裏の桃源郷へ向かう途中倒れていた。
すでに薄くなって硬くなって小さな虫の餌食になっていた。
家に連れて帰ろうと持ち上げると微かに反応する。
子供が傍へ来ると目を開ける。耳を触るとピンと跳ね返す。
青白い乳房が痙攣する。しかし歯茎から白い虫が幾つも湧き出す。
テッシュで虫を拭き、タオルを入れた箱に収めた。
歯医者は予約をキャンセルして午後のデッサン補講へ行く。
明日庭の隅に埋める。
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