国交省次官、郵政公社の国際物流進出に期待感表明 [日経新聞]
2004年9月9日 時事ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040909AT1F0900P09092004.html
国土交通省の岩村敬事務次官は9日の記者会見で、日本郵政公社が国際物流事業への参入を表明していることについて、「じきを得ている。この時期を逃しては日本企業が活躍する場がなくなる」と期待感を示した。郵政公社は企業物流大手の山九とアジアでの小口配送を手がける計画を打ち出している。国際物流って何?国単位のふるさとグルメ便?
国際物流は米フェデラル・エクスプレスなど欧米4社の寡占(少数の大企業が産業を支配しながら互いに競争し合う市場構造。完全競争と独占の中間的形態。企業は市場価格を左右する力をもち、互いに他社の反応を考慮して行動するという特徴がある。オリゴポリー。)状態となっている。岩村次官は「年率10%の高い成長が予想されるアジアの市場でも、このままのシェアになってしまう」と懸念を表明。「この分野に日本企業が出ていないだけに、歓迎すべきこと」と述べた。 (19:00)
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